住まいによる様々な違い。

色々な住まいに住んでみた経験がありますが、似たような地域でも言葉が全く違ったり、勉強になります。自分の出身地でも、西から東、北から南にかけて、かなり喋り方が違うのですが、自分と同じ方言を喋る人を大人になってから見たのは、家族か、それ以外であれば一人、二人程度でした。私自身、子どもの時に喋っていた言葉と今喋る言葉とでは、言葉の使い回しを変えてみたり、全く違ったイントネーションを使うことを実践したりしました。引越しを何度も行い、口から出る言葉はどんどん変わってしまったように思います。
自分が昔使っていた方言を聞くと、懐かしいな、と思うことがあります。昔は県内でも、色々な地域を回って働いていたことがあり、その度に使う言葉が微妙に違い、なかなか自分と同じ喋り方をする人に出会えず、ただ、私自身は敬語以外の言葉を使うことも少なかったように思えます。そもそも、素で話すこと自体がほとんどなかったので、その違いを突っ込まれること自体、少なかったです。
言葉を直さずそのまま使っている人を見ると、羨ましくなります。今時、そんな人は滅多にいないので、ディープな気分になります。そういうところの違いを見つけ出すのも故郷に帰る楽しみの一つになります。
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